
KTSは総合検査機メーカーとして素材、検査分野、業種を問わず、あらゆる検査ニーズの、まさに入り口から出口まで、受注仕様に合わせたカスタマイズ設計でお応えしています。
たとえば通常、汎用品を使うことの多い基板でさえ、自社設計にこだわる。これは万が一のエラーの際にも、KTSの責任下で解決するという、顧客第一主義の現れです。

デジタル撮像装置にとって、画像処理エンジンは、いわば「脳」にあたります。エンジンの判断力と処理速度が検査精度を左右するといっても過言ではありません。
KTSの扱うデジタルカメラ装置は、最大1分間に1,000枚以上という高速撮影。イメージセンサで生じた電荷を瞬時に解析し、良否を判断、排出機に伝達するとともに、画像をアーカイブとして圧縮する。KTSでは、こうした一連の作業を再構成した自社開発の画像処理エンジンで、精度と速度の両立を実現しました。


画像処理エンジンの能力を最大限に引き出すためには、検査環境の向上が不可欠です。中でも高速撮像で精度を確保するには、照明に依るところが大きいのです。KTSでは、検査環境のさらなる改善をはかり、照明装置開発にも取り組みました。
課題はムラのない照明。
従来の機構では、光量を上げても光源を変更しても、ムラの発生を抑えきれませんでした。それならばと照明基板の設計から見直すことに。
光源の並びを、スクエア型からドーム型へと発想を転換し、試行錯誤を重ねベストな光源配置を割り出しました。
それがKTSオリジナルドーム照明装置です。検査に最適な色温度4,000~9,000 ケルビンを安定的に供給することで、クリアな撮像を可能に。
さらに光源の劣化を自動検知し、電力コントロールで光量を調整する機能も搭載しました。
高精度な検査能力と無駄バネ(良品誤検出)を限りなくゼロに近づける。これがKTSのエレクトロニクス技術の終わりのない課題です。